流木に適した環境と注意点
流木の保管方法・管理方法ですが、一般的な木製の製品・木製のインテリア雑貨・布の製品などと同じような管理で基本的には大丈夫でございます。
1.「高温多湿」を避ける
2.「風通し」の良い場所
3.「芯まで」しっかり乾燥させる
上の3点が流木の管理に適している条件と注意点といえます。
これらを充たさないと、早い劣化に繋がったり、カビなどが出てきてしてしまう恐れがあります。
余った流木の保管方法
使わない流木素材などは「密閉できる容器に除湿剤と一緒に保管」することで、湿気などから流木を守ることができて最適な管理方法と言えます。
(※しっかりと乾燥させたうえで容器に保管しないと流木の湿気が容器内にたまってしまい、逆にカビなどの発生に繋がってしまいます)
除湿剤の違い
除湿剤にはいくつか種類がありますが、主には「シリカゲル」または「生石灰(酸化カルシウム)」になるかと思います。
シリカゲルは、お値段が「高め」ですが、多くの場合、湿気を吸ったあと「電子レンジ・フライパン」で加熱して湿気を飛ばすことで、再び除湿剤として使用可能です。(現実的には限度があったり、正直、湿気を飛ばす作業も案外大変です)
生石灰(酸化カルシウム)は、お値段は「安め」ですが、一度湿気を吸ってしまうとシリカゲルのように復活させて除湿剤として再利用することはできません。生石灰は湿気を含むと消石灰に変化しますので、石灰としてリサイクル可能な場合はあります。(その他に含んでいる成分等によって異なります)
ほかにも、塩化カルシウムが水分を吸って水溶液になる(容器に水が溜まっていく)除湿剤もあります。これも再利用はできません。(また、上の2つよりも設置に配慮が必要です)
流木日和では、流木を大量に保管しておりますため、「コスト・実用性・除湿性能・調湿具合・環境」などを考慮し、上記のすべてを状況に合わせて使用しています。
保管・管理・再処理について
天然の流木素材は、この世の中に二つとしてない、大自然からの素晴らしい贈り物です!
それらをお客様に安心且つ活用的にご利用して頂きたく思い、流木の「保管・管理・再処理」などに関してご案内させて頂きます。
すべての流木は、一定程度の「殺菌等の為の熱処理、及び、乾燥処理」を施しており、沈水流木以外の多くは、乾燥後にカビなどの発生を防ぐため、除湿乾燥剤と密閉容器を使用して管理保管しております。
通常のハンドクラフト・工作などでは、そのままのご使用で大丈夫かと存じますが、カビ菌や細菌類は空気中のどこにでも存在し、さらに高温多湿である日本の環境下におきましては、万全ではない場合もございます。
またごく稀に、洗浄や熱処理後でも木の内部から徐々に塩の結晶のようなものが浮き出てくる流木もございます。
流木は「長いあいだ海を旅して来た木」でございますことにご理解をいただき、もし万が一、お客様のお手元に届いてから、その後、カビや塩が浮き出てくるなどの何らかの不都合が出てきましたら、再度の洗浄後、直射日光のあたる風通しのよい場所等にて乾燥処理を施して頂けますと幸いです。
重度の場合は、ブラシ等で丁寧に落とし、水洗いと熱湯での熱処理後、乾燥していただければと思います。
私たち身の回りの日常生活用品には、カビ等が発生する恐れのある商品(割り箸・スノコなどの木製品や、タオル・衣類などの布製品)が多数ある中、このようなご案内は、本来、不要であるかもしれませんが…、「流木」を末永くご愛好して頂きたく思い、ご案内をさせて頂いております。
なお、アクアリウム・水槽等のほか、なんらかの形で「生き物や植物」と一緒にご利用をお考えの方は【海流木の念入りなアク抜き処理・塩抜き処理のご案内】も併せてご確認ください。
生き物・植物と一緒にご使用の方へ
(念入りな塩抜き・あく抜き等)
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